オーストラリアの規定により、ワーキングホリデーメーカーは同一雇用主の下で3ヶ月間迄働くことが出来ます。 3ヶ月間以上働いていて移民局の調査が入ると、強制送還になります。また、この国で収入を得る人は納税の 義務があり、Tax File Number (タックスファイルナンバー)納税者番号を取得しなければならないのです。 取得には1週間~2週間程度かかります。ワーキングホリーメーカーが支払わなければならない税金は収入の約30%と、 非常に高く設定されています。
仕事
主な仕事はお土産やさん、日本食レストラン、ツアーガイド、免税店、ダイビングインストラクター、日系企業などです。 日本人観光客を相手にする仕事が多くなります。
また、農場でのフルーツや野菜ピッキングもあります。 給料は出来高制のところと、時給のところとがあるので事前にチェックしておくと良いです。 ピッキングをする際の滞在法はバックパッカーと言われるホテルが主流です。ホテル代、食事代は 自分で払わなければいけないため、給料の半分も残らないこともあります。しかし、とても良い経験が出来るはずです。。
仕事の探し方
情報センターやスーパーマーケットに張り出されている掲示板が最も情報が多いですし、ほぼ毎日新しい情報が出ます。 週末のニュースペーパーにも情報は載ってますが、正社員の募集が多いため、短期間の仕事はちょっと探し難いかもしれませんね。
友達の口コミ、学校から紹介されることもあります。
面接
まずは電話でアポを取りましょう。履歴書は英語と日本語両方用意しておいた方が良いでしょう。 スーツを着用する必要はないですが、常識のある格好で臨んで下さい。(Tシャツ、ジーンズは厳禁)
面接の要領は日本と同じです。自分の意見をはっきりと発言し、笑顔を忘れず、マナー、礼儀には気を付けましょう。 勤務時間、時給、仕事内容などはしっかり聞いておきましょう。
アルバイト
ご存知でしたか?ケアンズは私たち日本人にとってオーストラリアのどの都市よりも仕事量の多い町です。 シーズンによって多少変動はするものの、一年を通じて人材不足なのが実情です。 観光の町ケアンズは常に観光客で賑わってます。なかでも日本人の占める割合は多く、 日本語を母国語とする私たちを必要としている職場は多数あります。
ワーキングホリデーのビザでは同一雇用主の元で3ヶ月までしか働けないため、 せっかく仕事に慣れた頃に辞めなくてはならないのです。そこで「もっと仕事をしたい!まだ日本に帰りたくない! ケアンズに住みつきたい」など考えている人は会社にスポンサーになってもらいビジネスビザを取得することをお勧めします。 会社にスポンサーになってもらうにはその会社で必要とされる人材になることがまず第一。 このビザを取得すれば、1年から4年滞在することが出来ます。その後も会社が必要とする人材であれば永住権獲得も可能。 ただし、スポンサーになってくれた会社での勤務が原則です。
ケアンズにはスポンサーになってくれる会社が多くあるため、貴方にもチャンスがあるかもしれませんよ。 時給の平均は$10前後で、これはどの都市でも変わりません。・・・と言うことは、 家賃が1.5倍から2倍する他都市で仕事をするよりはケアンズで働いている方がお金が貯まるはず! 新しい仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょう
就職
オーストラリアで正社員として就職するには、基本的にビジネスビザ、又は永住権のいずれかを取得する必要があります。 ワーキングホリデービザで労働は可能ですが、このビザの目的はあくまでもホリデーを過ごすことであり、 同一雇用主の元で3ヶ月以内までしか働くことが出来ないため、 それ以上働きたい方にはビジネスビザ、もしくは永住権になります。 学生ビザでも労働は可能ですが、週に20時間以下と、厳しく規制されています。
ビジネスビザ、永住権の双方はいくつかの条件を満たさなければ取得が難しいビザです。 その条件とは、資格、職歴、学歴、経歴、英語力、年齢などです。 一般的には、日本から申請するよりは、現地で申請された方が取得し易いと言われています。 但し、ビザの法規に関しては予告なしに変更されることがありますので、常に最新の情報入手が必要です。
ビジネスビザを取得するためにはまず、スポンサーになってもらえる企業を見つけることが先決です。 その会社にとって必要な人材とみなされることが第一です。 そのためにはワーキングホリデービザ所持中の3ヶ月間内に自分を売ることです。 この期間で実力を発揮することは容易ではないかもしれませんが、 この先が見込める人材であれば企業はスポンサーになってくれる可能性も十分にあります。 もし、ビザを申請することになれば貴方は1年から4年働くことが出来ます。 発給されるビザに期間を指定することは出来ないため最低1年から最大4年の間になります。 ビザ取得後はスポンサーになってもらった企業で働くことが条件です。また、ビザの延長は現地でも可能です。
ケアンズはビジネスビザのスポンサーになってもらえる企業が他都市に比べて格段に多い町です。 ビザの取得を考えられている方は、どの都市よりもケアンズで働かれることをお勧めします。 観光の町ケアンズではやはり観光業が主流になります。 永住権を取得するためにはビジネスビザ以上のスキルが問われます。 そして、永住権の中にも様々なスキルの分野から申請が可能なため、取得を考えられている方はしっかり情報を収集して下さい。
ビザに関する本格的なご相談は、資格の関係で当社では出来かねますが、移民専門の専門家をご紹介いたします。